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鈴木眞澄のコメント

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2017年4月26日(水)
「ブルーインパルス」

 熊本地震から一年、復興支援のために熊本城周辺をブルーインパルス5機が飛行するとうかがいました。
 ちょうどレッスン日で熊本には行きましたが、レッスン時間もつまっているので見られないかな…と思っていました。
 ところが、そのパイロットのお一人がスタジオのある合志市出身だそうでスタジオ周辺を何度も旋回してくれました。
 5機がきれいに三角になったまま飛んでるんです。
 初めて見ましたが、すごく近づいて飛んでいて、時には煙を出して5筋の白い雲のようになって…
 お稽古着のままみんなで外に出て大興奮!
 マジョールの真上に輪を描いてるんじゃないの〜!? なんてかなり自己中心的な歓声も(笑)
 みんなでこんなに感激して、ステキなプレゼントに元気をもらって素晴らしいひとときでした。

2017年4月21日(金)
「共働学舎訪問ライブ」

 あいにくの雨模様でしたが、今年も窓の外の見事な桜を見ながら総勢23名でにぎやかに踊ってきました。
 いきなりテンションを上げてガロティンのリズミカルな歌から始めました。
 今年の目玉は福島の生徒さんが日帰りで参加してくれたことです。
 クラシコをコツコツ二年間お稽古を積み重ねて発表会でソロを踊ったくらいの人なので きっと挑戦してくれると思い お誘いしてみました。
 予想通り東京の人たちとソレア・ポル・ブレリアをしっかり踊ってくれました。
 初対面でも問題なく一緒に踊れることにみんな感動です。
 はじめての顔合わせ、はじめての曲など 今年は私がプログラムを決めました。そして、最後はグアヒラ・カスタネットバージョン
 フィナーレの「一緒に踊ろう!」は、扇をお貸ししてみんなでセビジャーナスの乱舞。もっと踊りたい人がいっぱいで「タララ」のルンバ。
 楽しいときはあっという間です。
 いつもご招待くださるタケノコ掘りですが今年は裏年で一本も顔を出していないそうで、でもかわりにやっぱり手作りの新鮮なキャベツとかき菜をいただいてきました。 美味しかった!
 あとで、スタッフの方から 何度か続けて手術をしてふさぎこんでた青年が元気に出てきて踊ったことやすっかり老け込んであまり元気がなかった方も、フラメンコに備えて体調を整えてた等をうかがうと今年もこちらも元気にうかがえて良かったな〜と思います。
 素敵な花束とキャベツとかき菜と… 今回もお土産たくさんの訪問ライブでした。
 ありがとうございました。

2017年3月13日(月)
「フラメンコで贈る気仙沼へのメッセージ」

 3.11仙台ライブを終えて翌朝 一ノ関で乗り継ぎ大船渡線で気仙沼へ。
 渡辺謙さんが復興支援のためにと作ってくださったカフェ「K‐port」にてライブです。
 ここでは母も合流して親子三代のライブになります。
 今年84才になる母は、カンテ・ソロでマラゲーニャ ルンベーラとしてセ・メ・バを唄い踊り、お客様も大盛り上がり、雄輔はソレアの深淵に挑み、私はガロティンとアレグリアスを踊りました。
 はじめてのお客様も多く、皆さん楽しんでくださったようでほっとしました。
 お見送りを済ませて外に出たらまんまるのお月さまが…
やってよかったのかな〜と思えた瞬間です。
 翌日、タクシーで駅まで向かう途中の気仙沼市役所には、人の顔くらいの高さの場所に
「東日本大震災、津波到達地点」と書いた看板がありました。
 とてもその時の気仙沼の皆さんのお気持ちにはなれないのですが、ライブのお客様で泣いてくださった方々もいらっしゃり ほんのすこしでもお役に立てたなら本望だと思いました。
 ライブ後に泊まった高台にあるホテル気仙沼プラザ、津波から避難してきた人たちを助けた場所です。
 部屋でテレビをつけたら「メルトダウン」という原発事故の当時の状況を再現した番組でした。
 知らなかったことがたくさん…
 そして、まだまだ知らされていないこともたくさんあるような気もします。
 がんばると自分の非力がよくわかる。
 そんな言葉を思いだしますが、やれることを正しいと思うことをこれからもコツコツやっていきます。


2017年3月12日(日)
「フラメンコで贈る仙台へのメッセージ」

 3.11東日本大震災から丸6年 今年は3.11当日に仙台ライブ、翌日に気仙沼まで足をのばす日程を組みました。
 仙台ライブは、昨年と同じ会場のスターダスト。
 二部制にして入れ替え、たくさんのお客様にご覧いただけるようにしましたが通しで買ってくださる方も多くて嬉しかったです。
  例年通り、ご協力くださる地元の踊り手の方々は一部二部にわかれて出演、雄輔と私だけ二部とも踊りました。
 毎年楽しみに待っていてくださるお客様が増えて
また来年もいらして、とお声もかけていただきました。
 本当に何度言っても感謝の言葉が足らない…と感じます。
 6年前に仙台駅にて初対面で、一緒に石巻まで行ってくださった二人の若い踊り手さんたちも年々成長し、彼女たちと一緒の舞台に立つのも私にとって大きな喜びです。
 何事もはじめは大したことではなかったり、もしかしたら気にもとめないようなことかもしれないのですが、そこから広がる 例えて言えば小さな芽が次第に伸びて枝葉が広がる… 
そんな感じがします。
 この樹を大きくしてもっと力強いものにできたら
支援の力も強くなれるのでしょうか…
 まだまだ 答えはでませんが、また他の小さな芽も見つけて育てていきたいと思います。

2017年3月10日(金)
「逝く方を想う」

 つい先日、余命宣告された生徒さんはその後お見舞いにうかがった時には、フランスの田舎町を散策するのが楽しく紀行文を書いたんですよ。今度読んでくださいね〜。とか 
 私 言葉が好きなんです。と言ったらまたお話しが弾んで、「やあやあ、遠からんものは音にも聞け。近くば寄って目にも見よ。われこそは…」なんて口上がありましたね〜
 などと楽しく笑い合いました。
 何かして欲しいことがありますか?
と うかがったら
 ギュッと抱いてよしよしってして欲しいです。
と 意外なお答えで
 ギュウッと抱いてよしよしってしたら、私ももし同じ状況になったらやっぱりこうして欲しい!
 と 気がつきました。
 翌週 容態が悪化して、再び会いにいきましたが、もうお話しもできず 唯一動かすことができる手をにぎると 私の手をトントンと叩いたり、両手をあわせてありがとう。と うなずいたりしてくれました。
 娘さんから訃報があったのは、最初にお見舞いに行った日からたったの22日目です。
 フラメンコはとても楽しかったと話していたので、たくさんお世話になった方々がいらっしゃると思います。くれぐれもよろしくお礼申し上げてください。と頼まれました。
 悲しいのですが、楽しく想うことが一番喜ばれるような気もします。
 そんな素敵な強さも持った方でした。

 心よりご冥福をお祈り申し上げます。

2017年2月22日(水)
「レコードの針」  

 タクシーに乗ったらラジオで懐かしのメロディなどがかかって、まずはレコードの針の音がした。
 昔々、人々はその時その瞬間の音しか聞くことが叶わず、一瞬一瞬の音を大切に聞いていたのだろう。
 それがだんだんに文明が発達し 良い音楽をレコードに納めてあとから、また何度でも聞くことが出来るようになった。
 そして、今は?
 何でも目に見えないところにあって、好きな時に好きなものをすぐ取り出して聞いたり見たり出来る時代。
 目に見えないところ…という表現が私のアナログらしいところでしょう?(笑)
 この目に見えない世界がどんどん広がって現実の世界はどんどん狭くなるのでしょうけれど、目に見える 手にとれるものを大事に守っていきたいと思う。
 自筆で手紙を書く、生の音楽を聴く、手を触れる、ギュッと抱き合う…
 人が直接でないとできないことを大切にしたいと思う。

2017年2月21日(火)
「思いがけぬ喜び」

 今年の東北支援のご報告、と思いご案内をお送りした方が、ちょうど3.11は宮城県に入った芭蕉を取り上げて講習会を予定していらっしゃるとのこと。
 そこは私が昨年うかがった場所で その折買い求めてきた絵葉書をお送りしたところ、こんなメールが届きました。
 文章も行間もすべて味わいあるなあ〜と思ったのでこのまま載せさせていただきます。

<松島・塩竈 絵はがき>

何かなと思いつつ 封筒を開けましたら <松島・塩竈の絵はがき> が
入っていましたので、びっくりしました。
絵はがき を眺めていましたら 数十年前に 芭蕉の『おくの細道』を
偲んで 彷徨った 陸奥の旅 を思い出しました:

 * 山路よりはるか彼方を眺むれば
            雄島の磯は朝もやの中 (松島)

 * 早暁の五大堂には霊気あり
            方形屋根にしばし見いりぬ (松島五大堂)

 * 宝塔のかねの戸びらに刻まれし
            勇義忠孝「三郎」偲ぶ (塩竈明神)

 * 入相の鐘と思えば聞こえくる
            遊覧船の汽笛の音が (塩竈の浦)

 * 多賀城碑樹陰にどっしり根づきおり
            千年経てなお凛として立つ (壺の碑)

いずれまた

2017年2月19日(日)
「その後の経過」

 手術のことを書いたら いろんな方から「いかがですか?」とかえってご心配をかけてしまったようです。
 ありがとうございました。
 形成外科の手術で細かく11針縫い、しばらくは切ったところを伸ばさないように激しい運動は控えて…と申し渡され、お稽古も座ったまま口うるさく(笑) そうじゃなくて、こうしてこうやって ああ〜っ、もうじれったくなって立ち上がるとみんなの心配そうなお顔。
踊ったあと質問は?
と聞くと、思い切りお腹のひねり方だったり…
 質問した生徒さんがあとで手術のことを思い出して とてもすまなそうに謝ってくださり いえいえこちらこそかえってご迷惑おかけして申し訳ありません。 夢中になってお稽古してくださっているんですね。うれしいです!
 1週間後抜糸をし、経過は順調で もう踊ってもよい!きゃ〜!うれしい!
 はじめてのお稽古は熊本での4時間、うれしくて楽しくて踊れるってなんて幸せ!
 しかし、その夜です。
 何かの拍子に膝がガクン!! ひどく痛んでほとんど眠れず 悶々としながら考えたのは 1週間踊ってなくて筋肉が落ちたところにいきなり踊ったのが悪かったのですね。ほどほどに と釘をさしてくれた人もいたのにまったくいい年をしてお恥ずかしい。
 抜糸後1週間の受診では、まったく問題なく傷もきれいにくっついた。もう踊ってるんでしょう?の問いに「はい…ぼちぼち…」
 煮え切らない返事…
 使ってない身体がどうなるのか を垣間見た思いがしました。
 そんなところにある腰痛に悩まされていた生徒さんからのご連絡。
 すい臓ガンが見つかり、余命3ヶ月と宣告されたとのこと。あまりに突然で実感がわかず…
 会いたいと言っていただいたのでお見舞いに行きました。
 お顔の色もよくお話しもスムーズですが、痛みと進行を抑える治療をしたあと退院なさるそうです。
 おっしゃった言葉が心に残ります。
「覚悟を決めて、あとは楽しく笑って過ごしたいです。この私がフラメンコなんて、思いも寄らなかったことで本当に楽しかったです。ありがとうございました。」

2017年2月6日(月)
「手術の経験」

 お腹におできができて皮膚科で手術しました。
 局部麻酔で30分程度の手術でしたが、私にとりましては3度目の手術です。
 最初は30代で子宮全摘出手術。大きな筋腫があり、本番をぬうように予定を決めたので薬を服用しながら2ヶ月ほど待ちました。12/19手術日で1/7退院でしたから結構長い入院でしたね。  
 2回目は、足の静脈瘤切除。下半身麻酔で両足9箇所を切り、合わせて4本の血管を抜きましたが、今はもっと簡単なやり方があるようです。
 麻酔の副作用で激しい頭痛に悩まされ 入院中、顔を起こすのもつらくて 足だから と楽しみに用意していった本やCDはうらめしくベッド脇に積んだままでした。それでも、イヤホンでフラメンコを聴きながら頭の中で踊っていました。
 今回の手術中はいま勉強中のシギリージャを頭で歌っていましたが、顔が厳しい表情になってしまうので先生や看護婦さんに心配をかけてしまいそうでした。
 きっと手術の経験のある生徒さん方もたくさんいらっしゃると思いますし、現在病気と闘っている真っ最中の方々もいます。
 何年かぶりに手術の経験をし、自分自身の退化や医学の進歩を感じ、やはり経験しないとわからないことがたくさんあって、「お大事に。」と神妙な顔して言っても思いのいかばかりを感じることができるのか…などと考えるのでした。
 たかだか30分程度の日帰り手術でさえ違う世界を見たような感じです。
「元気がいちばん!」  
 まったくその通りです。  そして、つらい時こそ
フラメンコ魂を持って乗り越えてくださるよう心から願っています。

2017年1月23日(月)
「熊本空港」

 大地震からもうすぐ一年がたつ熊本。
 空港ビルは真ん中の部分が閉鎖されて外からしか行き来できなかったのが、今年になって通り抜けができるようになっていました。
 お土産屋さんもだいぶ復活し、まだいくつかのレストランは閉まっていますが、だんだんに確実に復旧してきている様子がとてもうれしいです!
「熊本 がんばるけん!」の看板のくまモンもがんばってるなあ〜!

2017年1月15日(日)
「続いて、思い出のクリスマス」 

 17回、17年間続けてきましたハイアット・リージェンシー東京でのクリスマスディナーショー。
 スペイン留学から40周年にちなみ、ウェルカム・ステージではマジョルカ島の先生に振り付けていただいたカルメンを。
 また、メイン・ステージでは今回はバイオリンとサックスも入れて音楽的に充実した趣向にしました。
 トップはアランフェスに寄せて と題して音と光と踊りの競演。途中にブレリアも入れて変化をつけました。グアヒラ・カスタネットバージョンは舞踊団10名がはなやかに踊ってくれました。
 場面を変えて雄輔と麻衣のブレリアのパルマで始めたクアドロ。麻衣のティエント、母 高子は高らかにカラコレスを歌い上げ、雄輔はソレアの一部にベースとの掛け合いで遊びます。 チャチャさんは愛をテーマにしっとりと1曲を歌い終えた後 ルンベーラのノリが爆発!
 私はやはりうれしくて幸せなアレグリアスです。
 毎年いろんなことがありますが、このクリスマスを思い切り楽しんでいただき、心も頭もリセットして新しい年を迎えていただきたい…ずっとずっとそんな思いで続けてきたクリスマスは、私にとりましても毎年新しい思い出ができる大切な日なのです。

2017年1月14日(土)
「思い出のクリスマス・イブ」 

 こんなタイトルは絶対ロマンチックなイブを連想されますね。
 ええ、とても素敵な夜でした。
「水戸京成ホテル
鈴木眞澄クリスマスディナーショー」

 私にとりまして水戸と言えば 納豆・黄門さま・偕楽園でした。
 一度も行ったことがなく知り合いも誰もいない…
 ハイアット・リージェンシーにてクリスマスを続けさせていただいたおかげで静岡のホテルセンチュリーに呼ばれ、またそのおかげで水戸京成ホテルに呼んでいただけたんです。続けているといいことあるのですね。
 でも、見知らぬ土地で踊るのはなんとも不安です。 お客様ほとんどの方が初対面なんですもの、私ともフラメンコとも…

 ウェルカム・ステージでカルメンを踊りましたが、皆様し〜んとお行儀よく見てくださって…
 ご挨拶にフラメンコはかけ声をかけたり手拍子をしたりしてご一緒にお楽しみいただけるものです。
とお話ししましたら、ディナー後のメインステージはとても同じお客様とは思えないほど盛り上がって楽しんでいただけました。
 本当に嬉しかったです。
 そして、最後のご挨拶に、初対面の方にお会いするのはとても緊張します。
 好きになっていただけるのか、嫌われてしまうのか…とお話ししたら
「好きだよ〜!」と大きくお声をかけて下さった方がいて嬉しかったです。
 お見送りも 皆さん素晴らしい笑顔で会場から出ていらしてたくさんの「楽しかった!」のお言葉をいただきました。
 初めての水戸でのクリスマス・イブ 一生忘れられない思い出になりました。

2016年11月12日(土)
「逝く方を想う」

 10月末に画家であり、カンテも唄われた堀越千秋さんが、その1週間もたたないうちにギタリストのファン・ソトさんが亡くなりました。
 お二方とも存じ上げている私たちは深い悲しみと
脱力感と言いましょうか、残念な気持ちでいっぱいです。
 私個人的にはとても親しく交流があったわけではありませんが、お二方を偲んで少しだけ思い出を語ろうと思います。

 堀越先生は、全日空の機内誌の表紙絵を描いていらしたので熊本に行くときは毎月楽しみにしていました。
 絵を描くだけでなく、コメントも載せていらして
その面白みも格別でした。
 いつも自然体で勢いのある方でした。

 ソトさんは、はじめてお仕事をお願いするにあたり、出演料など諸々の条件をうかがうために、こちらから出向くべきところわざわざスタジオまでいらしてくださり、緊張しながらお話ししていくうちに同い年だということがわかってからはすっかり打ち解けて、それ以来は友人のように接してくださって嬉しかったです。
 普段はあまりお会いしなかったお二方ですが、もうお話しする事もお会いするのも叶わぬ人となってみますとなんと寂しいことか…
 天国で心おきなく絵を描いてカンテを唄い、大好きなギターを楽しく弾かれますように 心よりご冥福をお祈り申し上げます。

2016年11月1日(火)
「熊本地震」

 地震から半年が経ちましたが、大雨や阿蘇山の噴火など気が抜けない熊本です。
  熊本マジョールのスタジオの大家さんである同じ棟のカフェ「メープル・リーフ」にはいろんなところからいろんなものが集まります。(地震直後には炊き出しもなさっていたんです。)
 例えば 私がいつも楽しみにしているご近所の農家からの野菜や果物、地震で崩壊した家の廃材で作った小物、食器が割れてしまった人たちのために持ち込まれた陶芸家の作品…
 今回置いてあったのは冊子「熊本地震」です。
 巻頭言には
 阿蘇に伝わる鯰の伝説というのがあって、今回の地震はまさに東から西に鯰が走ったようだった。古代人が地震そのものを鯰と言ったのではないか。とすると
龍は空から起こるあらゆる出来事、鬼は人間の隠し持つ心理の総称…
 中略
 地震という自然現象は人間では避けようがない。それで起こった出来事や災害を克服するのは自然を崇め、自然に染まることの他無い。
 まったくもって、どんなに便利な世の中になろうと自然災害の前には人間の力のなんと小さなことか…

 ★熊本マジョールの皆さんは、ご近所の老人ホームのオープンに踊りをご披露して大変喜ばれたそうです。
 災害にもめげずに前向きな皆さんに心からオレーッ!!

2016年10月20日(木)
「上越アウトリーチ」

 上越文化会館からの贈り物として、さまざまなジャンルの芸能・芸術が地域の小学校や町内会に出前されるというもの。  
 毎年通ってそろそろ10年近くになりましたので、上越市内の20校くらいの小学校にてライブをやったことになります。
最初の子が二十歳過ぎて そのうち東京に進学や就職などをし、趣味でフラメンコを始める…なんてこともあり得るようになりました。
(そんなことがあったらステキ!)
 今回は、ガロティン、グアヒラ・カスタネットバージョン、ソレアを踊りました。
 間にお話しを盛り込み、レクチャーは手拍子や 足を出してひく、オレンジもぎ、横にいって踏みかえる、タカタカと足で床を打ってみる、踊り終わりの合図などを4拍子のリズムにのせて練習し、最後に生演奏のルンバに合わせて といった感じです。
 体育館いっぱいの子どもたちが大騒ぎになるのが毎回の楽しみになってきました。
「フラメンコはね、スペインのアンダルシアに生まれて…」 
「フムフム!!」
「いじめられたけど負けないでがんばるぞ〜!という気持ちから生まれたの。」「そうなんですか!」
 大きな声で相づちを打ってくれる男の子がいて先生が注意しにきたり…
「大丈夫ですよ〜。そういう人大好きですから!」
なんて、みんなで大爆笑。
 ギターをすごく近くでみたい人は〜?
 わあ〜っとたくさんの子どもたちが寄ってきます。 あとで聞いたら膝に手をおいて聞き入る可愛い女の子がいて緊張しました〜とのこと。
 まずはみんなとの距離を縮めたい。一生に1時間だけフラメンコを共有する大切なひとときをぎゅっと密度の濃いものにしたい。
 そして、いつか人生のつらい場面になったときに
大きな声でオレーッと叫んだこと、みんなで踊ったことを思い出してくれたら…と願っています。

2016年10月16日(日)
「タンゴ・デ・マラガとグアヒラ」

 タンゴ・デ・マラガは、私にとって一番キャリアの浅い曲です。
 グアヒラは長い間扇を持って踊ってきましたが、今回 クラシコ(スペイン古典舞踊)のラ・ビダ・ブレベの振りを参考にカスタネットもつけて踊る新しいバージョンにしました。
 この慣れない曲を熊本〜大分ツアーで踊りこむ目論みでいましたが、叶いませんでした。
 一年に一度だけのコンサートやライブでは、お客様はやはり私の18番であるアレグリアスやソレアをご覧になりたいのですね。
 フラメンコの根源である喜怒哀楽の表現はやはり喜び(アレグリアス)と深い孤独の中にいて力強く生き抜く(ソレア)が必須なのです。
 もっと多くの曲をご披露できる機会があれば より細やかな感情である哀愁や粋などを表す曲も踊れますが、ソロ・リサイタルなどでないと難しいですね。
 ただし、感情表現としての曲種とは関係なく帽子をかぶったり、扇をもったり カスタネットを打ちながら などは人気があります。
 毎年うかがう氷川学園の皆さんは帽子のガロティンが大好き。
 好きな曲やチャチャさんの歌は、じっと目を離さずにだんだん舞台に近づいて来て そのまま座り込み そして肘を枕にして寝そべってしまいます。
 その光景のなんとほほえましいこと。お茶の間で好きなテレビでも見ているような感じです。
 スタッフの方がリラックスし過ぎ〜と笑われていましたが、障害のある方がリラックスするということがどんなにすばらしいことか…  
 そんなわけで目論見は失敗しましたが、カスタネットのグアヒラは大人気で
カスタネットと扇を一緒に持つことはだいぶ慣れてきました。
 続いて行きました上越での学校公演で本番三回、その準備のリハーサル三回
計六回のグアヒラでは、少しは慣れてきたかな〜 という手応えがやっと感じられました。
 何事もたやすくはなく、コツコツと地道に
「千里の道も一歩から〜」
 ですね。

2016年9月29日(木)
「ツアー最終日」  

 大分最後の本番は、障害者施設なおみ園訪問ライブです。
 朝10時前にうかがうと
もう会場にたくさんの方々が待っていてくださり、サウンドチェック中もニコニコしながら手をたたいてくだいます。
 あわてて着替えて支度し、そのまま本番になだれ込む感じ。
 皆さんのノリの良さに
手拍子やオレーッのかけ声を先にご紹介すると、まだ何もしていないうちからテンションが上がります。
 30分くらいのライブがあっという間に終わり、アンコール。
 とても喜んでいただけてうれしかったです。
 お昼に地元の美味しいお寿司をいただいて空港へ。
 台風も去り順調に飛行機は飛び、さすがに機内ではみんな熟睡。
 羽田着 それぞれ帰路に。
 自宅について大洗濯を済ませ、ベッドに横たわると虫の声が…
 台風とともにたくさんの方々にお会いしてライブを楽しんでいただき、気がついたら秋になっていました。

2016年9月29日(木)
「佐伯コンサート」

 昨年とは違う会館でのコンサートの準備を地元の方々がしてくださっていました。
 雛壇のようになっている客席はどこからでも観やすくできていて200名ものお客様がお集まりくださいました。
 それでも 台風で床上浸水したお家や通行止めのためでいらっしゃれなかった方も多かったようです。
 嬉しかったのは、ご事情があってずっとお休みなさっている町田カルチャーの生徒さんで大分出身の方がお友達をたくさんお誘いして来てくださったことです。
 感激して握手を求めてくださる方 フラメンコやってみたいわあ〜と興奮されている方など
 慣れない舞台でお客様がどう受けとめられたか心配でしたが、喜んでいただけて良かったです。
 ホテルの1階で打ち上げがおこなわれ、企画側の方々と楽しく懇談したあと
二次会にはチケット販売などお世話になったお店を訪ね、コンサートにいらしたお客様もいて また盛り上がりました。
 来年への期待などもうかがい有意義な飲み会でした。

2016年9月29日(木)
「大分へ」

 黒豚屋ライブ中から台風のため風雨が激しくなり、町内アナウンスでは9時には帰宅し家から出ないように…とうながしていました。
 そんなの誰も気にもとめずライブは盛り上がり、お客様をお見送りした後の打ち上げも美味しいものがたくさん!
 常夜鍋(一晩中でも食べていられるとのことでこの命名、最上級の豚肉とほうれん草のみのしゃぶしゃぶ)、各種トンカツ、各種チーズ、地元の美味しい野菜等々。
 その頃大分では冠水地域が多く、翌日予定していた小学校公演が学校自体が休校になって中止。 楽しみにしていてくれた子供たちはかわいそう…
 小国でも一晩中どしゃ降りでしたが、朝はだいぶ回復して 大分に向けて出発。夜のコンサート会場である佐伯市の和楽という会館をめざします。

2016年9月29日(木)
「黒豚屋ライブ」

 黒豚屋のマスターにはじめてお会いしたのは今から16年前、最初に木魂館を訪れたときの副館長さんでした。
 セミナーやライブを終えた後の食のおもてなしが半端でなく、手作りの様々なチーズやワイン等 また多種多様な話題に事欠かず
夜更けまで楽しませてくださいました。
 一度「大変じゃないですか…?」
とお尋ねした時の「大変じゃなかったらもてなした気分にならないからね〜」
そんな意味のお答えだったのがとても印象的でした。
 その後 こだわりの黒豚屋さんをご自身で開店なさり、今の黒豚屋ライブに至っています。
 ただ、今年の地震の影響は大きく ライブの開催も迷われていたようですが、お客様のご感想のようにいろんな意味で「このライブは別格」なのです。
 スペースもあまり大きくはないので、お客様も40名が限界。厨房の中からカウンター越しにご覧くださる方々もいます。
 マスターご一家、熊本最初のコンサートからセミナー、敬老ライブなどの舞台設営をてきぱきとしてくださる通称チーム・コンパネのメンバー、セミナー受講生、地元の方、このライブだけを楽しみに遠くからいらっしゃる方などの、人と人とのつながり、思いがこのライブを作り上げています。
 今年も熱いライブになりました。
 皆様に感謝です。

2016年9月28日(水)
「セミナー2日目」

 朝8時に朝食
 9:30 レッスン開始
 10:30頃 地元の小さなお子さんを連れた二人の若いママさんが受講希望。
 こんなひょっこり訪れる方も受け入れられるような間口の広いレッスンを心がけている。
 ここでは、フラメンコの生い立ちや曲の種類のわかりやすく説明と、ルンバとブレリアの簡単なステップとパルマをやってみる。約1時間 難しいけど楽しかった。と喜んでいただけて終了。
この日のお昼は地元ライブをやっている黒豚屋さんのメンチカツバーガーをテイクアウトしていただく。
 午後は発表会準備
 たった2日間でも集中して覚えるせいかかなりのことが発表できる。
 CDに合わせてブレリア。ソレアをそれぞれできるところまでやってかっこよく抜けていく。福島のクラスでやっていたタラント。 この2曲は私が最後まで踊りました。
 アレグリアスは熊本有志とまこちゃんと。ガロティン。楽しい猫ちゃんの歌と踊り。セビジャーナス。
 発表会あとセミナー閉講式。ここまでで帰る方と抱き合ってお別れする。

2016年9月26日(月)
「セミナースタート」

 9/18セミナー初日
 いつも木魂館の大会議室にてレッスンしていたのが、ちょうど地元の敬老会と重なり サッカーグランド脇にあるトレーニングルームにコンパネ16枚を敷いてレッスン開始。
 その敬老会にてお昼頃フラメンコを見せてもらえないか とのご依頼もあり、午前中のレッスン最後にご披露。受講生の皆さんにもパルマで盛り上げていただく。びっくりなさったのかずっとお口を開けたままの方、終始笑顔の方、手拍子が上手な方など 喜んでくださり地元のお役に立ててよかったです。
 今回の受講生はマジョール熊本の生徒さんも参加してくださり、鹿児島や福岡から また初めて福島からも集まってにぎやかなお稽古になった。スペインツアーで仲良くなった方々のつながりがうれしい。
 レッスン内容はメンバーによって毎回考えるが、全国どこのクラスでも共通のアレグリアスにのせて準備体操とボレロやタンゴはいつもの基礎レッスンだ。
 共通のものがあればあるほど繋がりが深くなる。
 セビジャーナス二番までは、年に一回セミナーのみ受講する「永遠の初心者」のために、また今回ソレアのはじめのジャマーダに挑戦してみた。力強く両手で空気をつかむのはみんなとても上手く理解してくれて
「せーの、ぎゅ!」全員が胸の前に空気を集めるとその場全体の空間が気持ちよく緊張する。
 お昼をはさんで午後のレッスンではチャチャさんに楽しい歌を習う。
 ブレリアもやって5時に終了。温泉に入って夕食〜二次会に、と思いきや私は夕食後ダウン。一度「そのままで寝るの?」とチャチャさんの声に気付き かろうじて歯みがきと着替えはしたものの 朝までぐっすり。

2016年9月25日(日)
「阿蘇の小国へ」

 2日目の氷川学園ライブのあと、セミナー会場である阿蘇小国の木魂館に向けて出発。
 篠原姉妹は地震の影響を心配して 前もって下見してくれた。
 途中 東京の踊り手仲間のご両親がやっている「美原」というお蕎麦屋さんに寄ってもらう。
 何年も前にこの偶然を知り、いつか寄ってみるね。と言いつつ今回の地震が起きて…
 思ったことはなるべく早くやる。を実感しつつ美原を訪ねてご両親のおもてなしを受け、よかった…と安堵した。
 交通事情もいろいろ変わっていて、4台の車のうち2台がはぐれ、蕎麦を打って待っていてくださる美原さんご両親と5時までの営業時間と 等々…
 最後には全員無事到着して風情のある店構えと美味しいお蕎麦を堪能できた。
 ただ…木魂館に到着してすぐ夕食時間になってしまい、地元の美味しいお肉満載の焼き肉なのにみんなテンションが上がらず可笑しくて…  
 チャチャさんの
「みんなテンション低いよ〜!!」の声に「おお〜!」と頑張って焼き肉を食べたのでとにかくお腹が苦しい!
 2時間おきに4食!
 明日からのレッスンをガンバらねば…

2016年9月24日(土)
「熊本〜大分2日目」

 9/17ホテルをチェックアウト後 いつもの氷川学園へ。
 毎年恒例になっている訪問ライブの一つ。晩白柚が作ってくれたご縁だ。
 今年は、施設で起きた事件や水害でたくさんのお年寄りが亡くなったり 悲しい出来事が多い。
 この氷川学園でも 地震の時何人もの方々を連れての避難がどんなにか大変だったことだろうと思う。
 園長さんが昨年病気をなさって それがやっと落ち着いたところに地震が起きて「この一年どんなにフラメンコに助けられたことか… 」そんな言葉や、皆さんからのプレゼントである手話も盛り込まれた歌に感動して また来年ね。
と惜しみながらお別れする。
 私自身は忘れていたけれど11年も通ってきているそうで 一年に一度なのに決して普通ではない笑顔で握手を求めてくれる、これが積み重ねてきた成果だな〜と感激。
 舞台の下に寄ってきてかぶり付きで見たり、そのまま茶の間で肘まくらで好きなテレビを見るように寝ころんだり、思わずこちらが笑ってしまう。 
 この方たちは地震で一晩だけ避難した日 夜中ずっと歩き回っていたり怯えていたのだ と思ったら涙が出てしまう。
 地震が起きたことが改めて初心に帰る機会をくれたような気がする。

2016年9月23日(金)
「熊本〜大分報告」

 9/16初日。
 羽田発10時の便のためラッシュ時間帯に特大トランクを持って乗るのは思い通りにいかない。 羽田空港で他のメンバーに会ってホッとする。
 熊本空港着。いつもお世話になる篠原姉妹が待っていてくれるのがうれしい。 熊本はまだ32℃真夏のよう。
 夜のコンサート会場に向かう。
 到着後 コンパネ敷きから会場設営〜リハーサル。
 いつものこの会場は先月まで避難所になっていて今回の開催も一時あやぶまれた。
 地震から5ヶ月が過ぎて復興してきたな。と感じること、まだまだ大変と感じること さまざまな場面がある。
 コンサートは思ったよりたくさんのお客様がいらしてくださり オープニングに平野さん他マジョール熊本のメンバーと、毎年東京から同行してくれる熊本出身の舞踊団まこちゃんと6人でガロティンを踊る。みんなが一緒に踊れる曲は特別だ。
 後半はクアドロにして、地震の影響は大きかったのに地元で頑張っている河野深雪さんがはじめて私の振り付けのティエントを見事に、まこちゃんは華やかなアレグリアスをそれぞれ踊ってくれた。被災なさったまこちゃんのご両親も元気にご覧くださり、まさしくアレグリアス(喜び)を感じる。
 私ははじめてタンゴ・デ・マラガ〜チャチャさんとのコラボレーションである二人のタンゴ〜ソレアを続けて踊ってみた。
 タンゴ系2曲を英夫さんとミッキーさんがうまくつなげてくれて、またソレアのイントロで見事に空気を変えてくださるギターもすばらしい。 
 たくさんの笑顔と涙してくださるお客様もいらして今回はやはり特別な思いでつながった客席とステージだった。最後はあちこちから駆けつけてくれたお仲間とセビジャーナスで締めくくる。
 手応えの十分あった
「フラメンコで贈る熊本へのメッセージ」でした。

2016年9月11日(日)
「二つのチャリティー」

 横浜チャリティーライブは4人のギタリスト、2人の唄い手、9人の踊り手が集まり熱いライブになりました。私にとってこの本番は毎回自分自身のフラメンコを確認する修行のような機会です。
 お客様も毎年いらしてくださる方が多く、ご声援もあたたかです。
 年に一度このライブだけでお会いするメンバーもだんだんになつかしく集まるような気がしてうれしいです。
 東日本大震災から5年がたち、今年は熊本でも地震の被害が大きかったです。
 私は福島と熊本に毎月一回レッスンにいっていますが、めぐりあわせのようなものを感じ 本当は習い事どころではないはずの被災者の皆さんが、元気が出るからフラメンコのお稽古は続けたい。とおっしゃるのを見て これこそがフラメンコの所以だな と思わずにはいられません。
 未だに何万人もの落ち着かない生活をしていらっしゃる方々がいるのを忘れずに、まだまだ続けていきたいライブです。
 ご協力くださいました皆様に心よりお礼申し上げます。
 そして、この翌日 私を生まれて間もなくから育ててくれた祖母が 晩年とてもお世話になっていたグループホームにライブにうかがいました。
 祖母が亡くなって三年もたちますが そのホームに行くと祖母がいるようでやめられずにいます。
 高齢の方や障害のある方々の施設にて悲しい事が続いている昨今、ここのホーム長さんのごあいさつに
「しまさん(祖母)は時々僕の手をとって、いい息子だねえ〜。と言ってくれました。僕はその時 ああ、皆さんのいい息子であり、時にはいい父親でもあるような存在になろう。と決心しました。」
 こんな言葉に祖母も天国で喜んでいるでしょう。
 
 さまざまなことを感じ、考えた二日間でした。
 来週は熊本の氷川学園
地震の被害が少なく本当によかったです。
 年に一回の訪問をとても楽しみにしてくださっている方々に会いにいってきます。

2016年8月17日(水)
「ご報告」

 しばらくコメントをさぼっておりまして、失礼しました。
 7月23日福島のレッスンにうかがっているフラメンコ愛好会「パシオン」の2年ぶりの発表会、リハーサルのため福島に入りました。
 テルサホールという地元のキャパ450名ほどのホールにて本番前日リハーサル、翌日24日本番。
2年かけて準備してきただけに様々な思い入れも強く、出演者の気持ちも熱く、いっぱいのお客様も楽しんでくださり素晴らしい会になりました。本番を無事終えて打ち上げでは皆さん明るくはじけて 盛り上がりました。とっても楽しいメンバーです。
 25日、オフを利用して喜多方の叔母のお見舞いに。90才になった叔母は怪我をして手術しましたが、怪我からたったの2ヶ月で見事に復活し、ホームに会いに行ったときは机に向かって背筋もピンと写経をしていました。声をかけるとすぐ立ち上がり喜んで迎え入れてくれました。
 26日、郡山にてはじめての公演「フラメンコで贈る郡山へのメッセージ」
 マジョール郡山のメンバーが協力してくれるとはいえ やはりはじめての場所での舞台は緊張やプレッシャーが強いです。でもたくさんのお客様が集中してご覧くださっているのが感じられるととてもうれしいです。 福島と郡山のメンバーがそれぞれの本番を助け合っての連携には感動しました。マジョール郡山の二人の踊りは本番見事なできばえでした。
 27日、東京のスタジオにてクラスレッスン。
 28日、ホテルセンチュリー静岡にてディナーショー。5年目になるディナーショーですがなぜかこの時期に決まり、体力的にも考えてベストメンバーに決めておいて正解でした。
 ベストメンバーと言うのは、リハーサル不要、突発的な出来事に正しく対処できる、私の本番の一瞬一瞬の体調をそつなくフォローしてくれる。まったくありがたいメンバーです。
 29日、フラメンコ協会専務理事会。2020年東京オリンピックの年に仕掛ける壮大な計画が進行中。
 30日、熊本へレッスンに。
 31日、熊本レッスン後帰京。
 
 この8日間は自分でもちょっと心配でしたが、何よりも感謝にたえないのは
行った先行った先の方々のあたたかい気持ちです。
 そのおかげで私はこのハードスケジュールをこなすことが出来ました。
 そして、帰ってスタジオのレッスンではみんなが待っていてくれる。
 それもありがたくとてもうれしいことなんです。
 
 私はつくづく幸せものだなあ〜と感じた8日間でもありました。

2016年7月4日(月)
「熊本地震三ヶ月目」

 地震あと2回目のレッスンに行ってきました。
 今回のお迎えは毎年熊本ライブ&セミナーでお世話係をしてくださる八代市にお住まいの篠原姉妹です。私と熊本を繋いでくださった方々とも言える可愛いお嬢さんたちです。(十何年も通っているのになぜかこのお二人は変わらず可愛いお嬢さんのまま!)
 地震後15泊も車中にいらして、やっと落ち着いてきたかと思えば今度は大雨…裏山に貯水池があるそうで決壊しないかと不安な毎日を過ごしているとのこと。私も天気予報を見ては心配になり、頻繁にメールのやりとりをしていましたところ わざわざ空港までお顔を見せに来てくださったという訳です。
 スタジオまで送っていただいただけですが、これでほぼ全員のお元気な姿に会えました。
 土日のレッスンにも生徒さんみんなが駆けつけてくださりありがたく、お顔を見ては抱きあって無事を喜びあいます。
 空港建物は変わらず半分は閉鎖されていますが、営業できないレストランの替わりに仮設レストラン
「がんばる軒」というのがあって(熊本弁では、です。ます。を○○けんと言うらしいのですが、まだ時々意味わからず…笑)
「ここで食べるのが復興支援」とあって、帰りに赤牛うどんを食べました。
 これからも暑さや台風など避難所の方々や家の補修工事等ご苦労が続くのだと思いますが、私も出来る限り楽しいレッスンをして皆さんの励ましになればと思います。

2016年6月24日(金)
スペイン紀行 2016

今回のスペインのご報告を、トップページのスペイン紀行2016に載せました。
お時間がありましたら、ご覧くださいませ。

直接リンクはこちらへ

2016年6月2日(木)
「熊本のご報告」

 5/28、29の土日に震災後はじめて熊本マジョールにレッスンに行ってきました。
 前回のレッスンは4/9、10の土日で震災直前、月一回のペースでレッスンをはじめて一年と4ヶ月目でした。飛行機は数ヶ月前に予約していて まだ欠航便もある中、無事に行けてよかったです。
 熊本空港に着陸し、ロビーに出るとあちこちに「立ち入り禁止」のテープが貼られているのは壁にひびが入っているところでした。
 トイレの水道が大きな赤い字で「飲用不適」と張り紙がしてあったり、1階はまだ仮設トイレです。 
廊下の床にも細いひびが多数ありました。
 熊本マジョールの代表の平野さんが空港まで迎えに来てくださり、車で熊本城まで連れて行ってくれました。 途中に屋根のブルーシートが目につき、広い駐車場のあるところには車中泊のために停めてある車が多数。 ひどく歪んでしまったマンションや崩れかかった家屋…
 熊本城は現在外回りからしか見られませんが、石垣が崩れ無惨な様相でした。 その被害の様子は週刊誌や新聞などでご覧になった方も多いと思います。 大型店舗はまだ全館は開店していなくて、食料品売り場だけ営業しているようです。 閉店を余儀なくされた小さなお店はたくさんあるのでしょう。
 熊本マジョールのスタジオは大きなお家の真ん中にガラスのドアがあり、入って左が大家さんであるメープルリーフカフェ、右がスタジオです。 窓はすべてガラス張りで二辺の壁が鏡です。 それなのに今回すべて無傷でした。 頑丈なスタジオを作ってくださった建築家の山本さんに感謝です。 地震後も知っている生徒さんに連絡をとっていろいろご尽力くださいました。 メープルリーフカフェのご夫妻も自分たちは大丈夫だったから、としばらく炊き出しをしてくださったそうです。
 お稽古時間が近づき続々といらっしゃる生徒さんと感激の再会。 お家がだめだった方、お勤めの病院が閉鎖され休職状態の方等々。
 直後にメールで送ったお稽古の基礎とフラメンコの心構えは、そのまま苦難の中でも元気に力強く生きるための手助けにでもなればと…。 その後、お見舞いのお手紙もしましたが、「そういうことが嬉しかったです。」と笑顔が見られるととほっと安心しました。
 私はその夜ホテルに泊まりましたが、真夜中の1:18頃 震度3の ドン!と一瞬の揺れがありました。
 今年3.11にうかがった東北の時も感じたこと…   被災の物理的なことはどんどん修復されますが、問題は同じダメージでも人によって受けとめ方が違うこと。 「がんばって」 とは言えない。
 それじゃどうするか?
 身をけずってでも、ただただ出来る限りのお稽古とフラメンコを伝えること、それしかできないのです。
 それをきちんと正面から受けとめてくださる生徒さんがいて、私の後ろから応援してくださる方々がいて…。 そして、いつ立場が逆になるかもしれない。
 実際、私たちより気持ちがわかるのであろう福島や郡山の生徒さん、仙台ライブでご協力くださっている踊り手さんや、いつもいらしてくださるお客様などいち早くメッセージをくださいました。
 こんなだった…と知らせてくれる方も、何も言わずに耐えている方も、もしかしたら被災した方よりももっと大変な日常を過ごしている生徒さんが他にもいるかもしれない。
 いつも 思い立ったとき よいと思えることをためらわずになるべく早くやっていく。
 それが今の私の精一杯です。
 メッセージをくださった方々、募金にご協力くださった方々、確かに熊本にお届けしてきました。
 (募金総額は約20万円になりました) 
 心から感謝申し上げます。 ありがとうございました。   鈴木眞澄

2016年5月31日(火)
「ローズマリー公園ライブ」

 南房総市にある道の駅 ローズマリー公園には
シェークスピアシアターがあって 舞台もシェークスピア劇をやるような装飾がほどこされ雰囲気のある空間です。
 この土地にゆかりのある生徒さんが企画してくださいました。
 舞踊団も8名協力してくれて この空間ならでは演出を考えました。

 前夜に現地入りしてお隣のホテル「ローズマリーしおさい」に泊まり、当日の朝一番で会場入りして音響 照明のチェックやコンパネを運びこんで舞台作りからみんなでやりました。
 
 舞台設営からやるのが初めての舞踊団メンバーもいて電源の出っぱりをプチプチで補整したり コンパネはどんな向きがよいか、舞台袖の出入りは、別棟の控え室からの導線等々
 リハーサルをはじめて
やっぱりこれでは着替えが間に合わない等 また問題が生じます。
 そして、あわただしく
メイクアップをして準備が整ったところで
「いま何時〜?」
「2時!開演時間ちょうどです!」 
「じゃ、みんな始めるよ〜!
よろしく!がんばりましょう!」
 
・アランフェス変奏曲
(ますみ、金茶のバタ・デ・コーラ)
…企画の生徒さんのご希望で、内山ユウキさんは本来オーケストラの曲をギター一本で見事にアレンジしてくれました。
・ファルーカ…舞踊団男女でロミオとジュリエット風に
・タラント…舞踊団3名がブルーと黒を基調にした衣装でドラマチックに
・マルティネテ
(ますみ、真っ赤な衣装に薔薇のモチーフのショール)
…舞台正面2階にバルコニー席があり、そこから歌い上げてもらいながら舞台上で舞う
・ファンダンゴ…イントロで三々五々 椅子を持ち出しながらクアドロに板付き
・ソレア・ポル・ブレリア…男性ソロで力強く
・ガロティン
(ますみ、グリーンボディに白地花柄フリル)
…グレーの帽子で粋に
・カラコレス…女性6人がそれぞれの衣装に華やかな色とりどりの扇を開いては立ち上がり、立ち上がっては開き それはもうお花畑にいるようにお客様のお顔も花開いたように明るくなります。
・ソレア
(ますみ、黒のタイトなワンピースで背中のカットが深く 襟から腰まで紫のドレープ)…空間によってこんなに気持ちが変わるのかと思うほどまた違ったソレアになりました。
・セビジャーナス…お客様も手拍子で参加してくださり、立ち見まで出た盛況の舞台を無事終えました。
 こういうイベントは正直ハラハラドキドキですが、みんなの気持ちが一つになり、すばらしい出来映えになってたくさんのうれしいことがありました。
 
 世界に一つ、一生に一度だけ、私たちのやる本番は一つ一つがそんなキラキラとした宝物のようなものです。

2016年5月10日(火)
「土浦看護学校」

 今回3回目になります看護学校の課外文化授業です。
 看護師の養成学校ですが、文化的な教養も身につけて欲しいとの理事長さんのお考えです。
 1〜3年生の約200名いますが、看護師を目指す学生は年齢層が様々で高卒の18才から40才以上とも思われる男女もいます。
 ちょうどリサイタルを終えたばかりなので 40年前にスペイン留学したときのお話しなども交えながらセビジャーナスとガロティンを踊り、体験する時間を設けます。
 ルンバのリズムで手拍子と足踏み 背筋をまっすぐにしてオレンジもぎや 横に動くステップなど、つかのま頭を空っぽにして身体を動かすことはいろんな意味でリフレッシュするようです。 
 ちょうど1週間前に大阪のライブに来てくれた25年来の親友が副看護部長で 仕事の話も聞いたためとても参考になりました。
 患者さんにかける一言で容態も変わることがあったり、自分自身がよい状態であるために趣味を持ち 気分転換も必要なことなど、親友のおかげで学生さんにとってのより身近なお話しができ みんな興味を持って集中してくれました。
 苦しい中でも前向きに力強く生きるために生まれたソレアと、生きる喜びを歌ったアレグリアスを踊って80分ほどの授業を終わります。
 最後に学生さんから「気持ちを新たにがんばって行こうと思いました。」という感想をいただき、担当者の「理事長の満面の笑みは久しぶりに見た。」との言葉に安堵して 夜の横浜クラスに向かいました。
 小学校でも施設でも 相手は違いますが、フラメンコと私の役割を感じて、生きてる限り続けていきたい活動です。

2016年5月7日(土)
「大阪ゲスト出演」

 大阪の市川恵子先生のタブラオ「ミ・ヴィダ」に
4年振りにおじゃましました。
 今回嬉しかったのは市川先生が「せっかくだから何か一緒に踊りませんか?」と言ってくださり、ただゲストで踊らせていただくだけにとどまらず文字通り共演させていただいたことです。  
 一部は頭にシギリージャ〜マルティネテ系の曲を構成して 私はカスタネットでその一部分を踊りました。
 当日入って 打ち合わせから本番の間に自分なりにその曲と自分のやるべきパートをマスターするのはなかなか難しいですが、ドキドキハラハラの心地よい緊張感と、向かい合って踊る市川先生の気迫に圧倒されました。
 二部はティエント〜タンゴをやはりパートを分けたり一緒に踊ったりしました。
 同じ曲をどのようにとらえるかは本当に人によって違うので それがフラメンコのおもしろいところですね。
 簡単なところでは、タンゴの速さの好みと言いますか、例えば市川先生は速めで軽快な感じがお好きなようですし、私はと言えば 近年 タンゴのまったりしたノリを目指していたりします。
 最後に市川先生がごあいさつでマイクを持って
「4年振りにいらしたのに、一緒にやりませんか?のお誘いに応えてくれて共演できたこと、フラメンコの絆を感じて嬉しかった。」とお話してくださり、自分ではいたらないところ多々ありながらも またこんな機会に恵まれたときのために修行だなあ なんて うれしく前向きな気持ちを持って帰って来ました。

 久しぶりの方々も駆けつけてくださり、ありがたい大阪ゲスト出演でした。

2016年5月5日(木)
「立川フラメンコ」

 4回目の参加になります。開催はもう13年になるそうです。
 はじめて興味を持ってくださったスタジオ生徒さんや町田月曜クラスからも希望があって、毎年参加の方や私を入れて9名でした。
 5/4(水祝)朝7時には暴風雨。でもお天気は回復の見込みと聞いてみんなの分のおにぎりを作っているとだんだんと晴れ間が…
 出かけるときはすっかりお天気になりました。
 12時過ぎのセビジャーナスパレードは通りをうめつくす華やかな衣装を着た踊り手たち約500人。
 私たちマジョールはトップにやぐらの上で踊らせていただきました。
 結構高さがあって見晴らしがよく、風はまだ強かったので落ちやしないか心配でしたがカスタネットで無事4つ踊って下におりました。あと2曲踊って1クールが終わりです。
 3曲を1クールとして間にルンバで移動、私はここで後のライブのリハーサルのため抜けて違う控え室へ。地元全体が協力してくださって場所の提供や、案内や控え室の留守番のボランティアを出してくださっています。
 やぐらのライブはこのイベントの最後で 中心になっている地元出身の踊り手 堀江朋子さんが仕切ってくださり、今回のメンバーは「いつものチャチャさん、英夫さん、ミッキーさん」でした。
・セビジャーナス 
・アレグリアス 朋子さん
・ルンバ チャチャさん
・ガロティン ますみ
・二人のタンゴ チャマミ
・ブレリア
 たくさんのお客様が喜んでいるのが舞台上から見えて、野外の開放的な雰囲気とともにとても楽しいライブでした。
 終えてからも別な会場のカセータでやっていたセビジャーナスに飛び入りしたり、生ハムやチョリソとビールをごちそうになったり、フェリア気分も味わい
酔っぱらって帰ってきました。
 毎年この連休の時期に催される立川フラメンコ、誰でもが気軽に参加できるお祭りとして、これからも盛り上がっていくといいですね。
 参加の方、応援に来てくれた方 ありがとうございました!

2016年5月1日(日)
「山崎まさしさん還暦お祝いライブ」

 2016年4月15日
 山崎まさしさんの60才お誕生日当日、アルハムブラにてお祝いライブを開催しました。
 主催は実行委員会、委員長は言い出しっぺのチャチャさん、他委員は英夫さん、ミッキーさんと私 いつもの仲間です。
 いつもの仲間と言えること自体素敵なことですね。 みんな山崎さんとは何十年ものおつきあいです。
 普段はとても無口でご自分からは到底何も言い出さないであろう方ですが、感性溢れるギターから感じる優しさや思いやりがあるからこそ、みんなでお祝いしよう!とまわりの人間が言い出したのだと思います。 プログラムは
・ギターソロ2曲
 これ以上は無理とか、ソロコンサートはやだ。とかご本人がおっしゃるのには笑ってしまいました。
・二重奏 
 いつも逆の立場である英夫さんがはじめてセカンドにつかれて、山崎さん作曲のコロンビアーナに取り組み 楽屋でも楽譜を切ったり貼ったり…緊張気味で無口な英夫さんが可愛くなってしまったこと(失礼)
「いつも山崎くんにはこんなに苦労をかけてるんだなあ〜」と謝られていたこと
 年を重ねてくるとなかなか素直に謝れなくなりますが、英夫さんの潔さに感動しました。
・ミッキーさんのカンテソロ
・チャチャさんのルンバ(山崎さんアレンジのしっとり系の曲をお二人だけで)
・私はお祝いの気持ちを込めてアレグリアス
 うれしすぎて変なアレグリアスになっちゃった…
・チャチャさんのルンバをみんなでパルマについて
もう1曲
 そして「二人のタンゴ」
 昼夜の公演だったので間がすごく時間があったはずが、ランチをいただいた後 ゆっくりいっぱいお話しして、私の還暦ライブの決定にまでいたりました。
 ちなみに
2018年1月21日です。
 みんな元気でいなくてはね〜なんてコメントも飛び交い、まったく長年のお仲間というのはなんて素晴らしいんでしょう!!
 
 長い1日が終わり、最後帰りがけに山崎さんが
「とても楽しかった…」とぼそっとおっしゃって
チャチャさんと手を取り合って喜んだのでした。
 
 めでたし めでたし

2016年4月19日(火)
フラメンコで贈るメッセージ

 被災された皆さんへ
 大変な状況にいらっしゃる方々も多いと思いますが、ご自分の心と体を正しく保つためにフラメンコでメッセージをお贈りします。
 首を伸ばしてお顔を上げ、胸をはってお腹に力を入れて 背筋をまっすぐに お尻に一万円札を1枚挟んでいるようにしめる。
 大きく息を吸いながら両手を鳥が翼を開くようにのばしながら上げ、息をはきながらゆっくりと下げる。
 基礎のタンゴでしたように腰で重心を左右に移しながら足踏み 
@2B4、@2B4…
○が踏むところです。
お腹に力を入れて腕を元気よく振ってください。
 ソレアはきびしい時もきちんと前を向いて大地にしっかり根を張りながら立ち、歩くのでしたね。
 揺れたらソレアの気持ちで毅然として踏んばってください。
1ABCや
12B45E7G9I11Kの手拍子や、○がアクセントです。
セビジャーナスの足の
タタタタン(左右右左)
ソレアのジャマーダなどを思い出すのも気分転換の助けになればうれしいです。
 以上はフラメンコをやったことがない方にもきっと役立つと思います。
 エコノミー症候群などが起きてきているようですので、ご家族やまわりの方にも教えて差し上げてください。恥ずかしいかもしれませんが、命に関わる大切なことですから 苦境を乗り切るフラメンコ魂をもってがんばってください!
 私はいつも皆さんのご無事をお祈りし、応援しています。すぐにでも飛んで行って皆さんに直接お伝えしたいです! 鈴木眞澄

2016年4月16日(土)
「マジョール熊本募金」

 マジョール熊本関係の方々にお見舞いをお送りしたいと思います。
 東日本大震災のあと、数々のチャリティーに参加し踊ってきましたがその経験から考えることは、お見舞いの送り先がはっきりしていてお顔がわかる、またはどんなお仲間なのかがはっきりしているとより気持ちも込められるということです。
 そこで、金額はそれぞれの方の状況に応じてご無理のない範囲内で、個人名を入れることでこんなにたくさんの人たちが応援しているということをお伝えしたいこと、使い道はおまかせする。以上のような思いにご賛同いただける方は、フラメンコと私 鈴木眞澄とでつながっている熊本のお仲間にご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
 今月末を一度区切りとして、私におあずけください。
 送り先はマジョール熊本代表の平野元子さんにいたします。
 マジョール代表 鈴木眞澄

 追伸: 今後 停電などの恐れや対応の煩雑さを考えて 直接熊本の方々に連絡をとることは控えた方がよろしいかと思われます。
 私も控えますが、何か状況がわかりましたら皆さんにもご報告いたします。

2016年4月15日(金)
「たくさんの宝物」 ご報告の追記です。

 限られた時間では語り尽くせないまだまだたくさんの宝物の中から、2つだけお伝えしたいと思います。
 小松原庸子先生からいただいた貴重な機会や経験とともに、今の私の根っこになっている体の使い方の基本は マルハ石川先生に教えていただきました。
 独立してまだ間もなくでしたので 経済的な余裕もない中でしたが、自分が踊りを教えていくための理論を知りたくて 鶴巻温泉にいらっしゃるマルハ先生の門をたたきました。
 ほとんど立つこと、歩くこと、手を上げることなど基本の基本を学びました。「交通費だけでも大変なのだから、レッスン代はいらないわよ。」と言ってくださったご恩は一生忘れられません。
 もう1つは、スペインでの留学生活を見守り、育んでくれた「ペンション・パコ」の皆さんです。
 賄いから掃除 洗濯を歌いながら陽気にこなして、本当の娘のように可愛がってくれたおばさん セニョーラ・フェリ ちなみにこの名前の意味は「最高に幸せ」です。いつも寡黙で内戦の傷痕もあるセニョール・パコは薬問屋に勤めていて お稽古に通う途中の広場で会うと「マミ〜!コンプラエラオ〜!」と遠くから怒鳴るように言うのですが、意味わからず…小銭をくれてアイスを買え。ということでした。後年「自分の信じた道をまっすぐ前を向いて行け!」と田舎の暖炉の前で言ってくれたときの情景はよく覚えています。 「ありがとう」くらいしか意味が通じなかった私に兄弟のように接し、スペイン語を教えてくれたり遊びに連れてってくれたり、今でも交流を続けている仲間たちにも育ててもらいました。
 はじめてのスペインでこの方々に出逢えなかったら私のあの「黄金時代」と言える留学生活はなかったと思います。
「幸せは人と人とのめぐりあいが決める」
 こんな言葉があるように人生の宝物はすべて人によって作られたり、与えられたりするのだな〜と、このご報告を書きながら感じました。
 私もそのご恩返しとして人に宝物をさしあげられるような人間になりたいです。

2016年4月14日(木)
たくさんの宝物 最終回

 ご報告 最終回
 
 お話しを交えながら
ガロティン ファルーカ ティエント タラント クラシコ ソレアと続けてきて、ここではじめて着替えのために舞台を降りました。
 楽屋に戻ったらすでに開演から1時間20分もたっていてびっくり!
 いつもほとんどの舞台は曲ごとに衣装を着替えますが、今回はなぜかお客様から片時も離れたくなかったんです。衣装係の母にも1着だけでいいと話していましたが、母は「記念の舞台なのだからもう1着作るわよ〜!」と用意してくれました。
 はじめはとてもいい色の紫で地模様のある重厚な生地の袖無しワンピースと上着。ガロティンとファルーカはこのまま踊り ティエント、タラントは上着をぬいでターコイズブルーのシージョをつけました。
 次にクラシコにはシージョを純白のレースに、ソレアは黒の薄手のものを首に巻いて…そんな感じで雰囲気を変えながらきましたが、最後は思いきり華やかな大きな花柄で白地に花の色は赤 黄 紫 ブルー それはもう鮮やかで ピスタチオグリーンのペチコートをつけてくれました。
 自分の親ながら 母の生地を選ぶ目、デザインのセンス、色のコーディネートは82才になってもその才能は色褪せません。
 アレグリアスのイントロで着替えて派手な衣装で飛び出し踊りきりました。
 フィナーレのセビジャーナスには手拍子やオレーッのかけ声もたくさんいただき、お客様のあたたかさが身にしみました。
 はじめてスペインの地に立ってから40年の間にとても語り尽くせないほどのたくさんの宝物を持ちましたが、もらったもの 築き上げてきたもの 磨いてきたもの さまざまです。
 でも、最後に感じたのはその時 その瞬間にお客様からいただいている宝物であり、それは私の心にしっかりと受けとめて またお返ししていくものだと思いました。
 一生かけて、死ぬまで踊り続けて 宝物のやりとりをしていきたいです。
 どうぞよろしくお願いいたします。
 ありがとうございました。
 
 (お客様の感想は一番気になるところです。
お見送りに立つと皆さん 笑顔 笑顔 笑顔…  ホッとしました。)

2016年4月14日(木)
たくさんの宝物 その6

ご報告 その6

最後に何を持ってくるかは、また悩むところです。 以前 親友のチャチャさんが「鈴木眞澄の18番、アレグリアスがないとやっぱりさみしいね。」と言ってくれたことがあって…
あっ!
チャチャさんは今日もあそこにいらしてくださってます!
18番と言ってもらえるものがあるなんて幸せだなあ〜と思いました。
チャチャさんは、もう何年も前に、私がとても気を入れて作った舞台作品を見たあと「ひどい出来で、もう友達やめようかと思った!」と言われたことがあります。その時はショックでしたが、よくイエスマンばかりをまわりにおくと人間だめになると言われるように 的確に「鈴木眞澄、どうしたの?」とへんなところを指摘してくれる大事な親友です。
今でも、「ほら、あの
トモダチヤメヨウカトオモッタコウエン あったじゃない?」なんて笑いながら話し合えたりします。
そんなわけで18番と言っていただいたアレグリアスを最後にしますので、ここでソレアを。

2016年4月13日(水)
たくさんの宝物 その5

 ご報告 その5

 はじめにお話したご紹介状のもう1つは、スペインの古典舞踊の名手であり 全世界で絶賛されているスペイン国立バレエ団の振り付けもなさっていたビクトリア・エウヘニア ベティ先生宛てでした。
 クラシック音楽にのって踊る古典舞踊は、クラスにもギタリストではなく ピアノのマエストロがいました。個人レッスンも受けて半年の間に7曲教えていただきましたが、何しろベティ先生はお話し好きで レッスンの半分はマエストロと世間話をしていました。 まだ言葉もよくわからなかった私はただ立ったまま待っているわけですが、その時の先生の仕草は素晴らしくチャーミングで肩をほんの少しすくめたり、指先から手首をしなやかに使ったりしていたその光景は今でも目に焼きついていて
それはまぎれもない宝物として私の中に残っているのでした。
 一見大事には思えないものも考えようによってはキラキラと輝く宝物にもなるのだ。と、年を重ねてきたときに気づけた自分にちょっとうれしくなりました。
 そして、今の私の夢は
いつかオーケストラにのせてこの古典舞踊を踊ることです。

2016年4月12日(火)
たくさんの宝物 その4

 ご報告 その4

 踊りの振り付けは、私の場合 小松原時代に習ったもの スペインで身につけたもの 自分で考えたものなどを手直ししながら 今の形になっています。
 ティエントは中でも最初から最後まで すべて私が振り付けた唯一の曲です。 パコ先生のクラスにて
両手で高い空をつかむような 誰の手かすらわかりませんでしたが、たくさん踊っている人たちのその手だけがとても印象に残っていて その動きを取り入れて振り付けました。
 
 次にタラントですが、
子供たちが少し大きくなって ちょっと余裕ができた頃 バルセロナで活躍なさっていた男性舞踊手のトレオ先生が東京で開いたクラスで習いました。
 その後、池袋サンシャイン劇場に呼ばれたとき踊ったのは裾の長いバタ・デ・コーラでアレグリアスとこのタラントです。
 ちょうど小松原先生とトレオ先生も見にいらしてくださり、本番あとに楽屋までたずねてきてくださいました。
 小松原先生は
「まみちゃん!バタ・デ・コーラはもっと元気よくけりなさい!」と言ってワインを一本くださいました。それは今も家宝のように飲めないでとってあります。 そして、トレオ先生には
「もっと 私は眞澄です!と踊らなくてはだめだ!」と言われましたがあまり意味がわからず、本当にずっと後になって「誰でもない自分を表現する。誰のでもない自分の生きてきた人生をフラメンコで表せ。」ということだったのだ、とやっと気がつきました。  
 タラントにはもうひとつ伝説的な逸話があって
毎年うかがっている阿蘇の小国のセミナー最後の夜には必ず、長年お世話になってきた黒豚屋ライブがあります。そのライブ中の出来事です。次はチャチャさんの歌という場面で英夫さんが弾き始めたのはタラント(本来は踊りの曲)でした。 向かって右から英夫さん、ミッキーさん、チャチャさん、私が並んで座っていますが、みんな頭の中は??? そこでミッキーさんがタラントのサリーダ(イントロの唄)を唄い始め そしたらもう踊るしかない?!と私は飛び出して タラントを踊りきりました。何の打ち合わせもなく、予期せぬ出来事でしたが最後のごあいさつでは、「なんだかよくわかりませんが1曲多く踊った鈴木眞澄です!」ミッキーさん、チャチャさんは「楽しかったです!」「ごめんなさい!!僕が間違えました〜!」と英夫さん。楽屋に帰ってからも四人で大爆笑、ミッキーさんは「眞澄さん、男らしか〜!」などと…
 この出来事で四人はまた心がぐっと近くなった気がしました。

2016年4月10日(日)
たくさんの宝物 その3

 ご報告 その3

 ガロティンはスペインから帰ってすぐ 日本ではじめてのフラメンココンクールがあり、小松原舞踊団の代表として参加したときに踊った曲で振り付けもその頃とほとんど変えていません。いろんな思い出のある曲です。
 そして、次はファルーカです。
 子育て最中に教室をはじめて間もなく英夫さんが
「まだまだ舞台で踊った方がいいぞ。」とご自分の仕切りの舞台にお誘いくださって、その時に一緒に作ったのがこの曲です。リズムをおもしろくしようと提案してくれる振りがなかなかできなくて 悲しくて泣いてしまったのもこのファルーカを作っているときでした。
 いまでも「泣かされた〜」と訴えております。(笑) ギター二重奏の凄かったこと!
 座ったままずっと聞いていたい気分でした。

2016年4月8日(金)
たくさんの宝物 その2

 ご報告 その2

 まずは生の と言いますか、生きた宝物である今日の演奏の方々をご紹介いたします。
 はじめにベースの五十川さんです。
 失礼ながら お客様からたまに「なんでベースなの?」とのご意見がありますが、他のジャンルで活躍なさっている五十川さんのご意見は貴重だなあ、と思うことが多く 人として好きな方なんです。

 次に永潟三貴生さん
ミッキーさんです。
 唄から生まれたフラメンコは発音のこと、解釈のことなどいろいろ難しい問題があることと思います。ミッキーさんのお考えを読んだり聞いたりして苦悩なさっているご様子もあります。ただ、ミッキーさんの唄はあたたかくお人柄もそうで一番安心して踊らせていただける方です。

 次は、宝物としたら大仏さまでしょうか。
 ほとんど無口な山崎さんですが、そのギターを聞けばすべてがわかりますね。

 最後は国宝級 鈴木英夫さんです。
 はじめてお会いしたのが小松原先生のタブラオの楽屋で、もう39年になります。フラメンコのことたくさん教えていただきました。
 以上のすばらしい方々に後ろから支えていただき
はじめの曲は?と考えたらやっぱりガロティンでした。

2016年4月6日(水)
たくさんの宝物その1

 2016年4月3日
 はじめてスペインの地を踏んで40年の記念リサイタル「たくさんの宝物」
 ご報告です。
 小松原庸子先生に2通の紹介状を書いていただき
マドリッドに行きました。
 下宿に入り、住所と地図を頼りにスタジオを訪ね、古い大きな木のドアを入ると左手に受付があって
片言のスペイン語で、
「パコ・フェルナンデス先生はどこにいますか?」
とたずねると 10才ほどの少年が机に足をなげだしたまま あごをしゃくるようにして「A室だよ…」と答えましたが、もうこの時点でかなり心が折れました…
 A室の前に立ち、ドアを少しだけ開けたら中からたくさんの人たちが踊っている熱気がブアァ〜っと
 ドアを閉めて どうしよう… ここで帰るわけにいかないし…
 深呼吸をして踏み出すと
日本人の人がいて通訳してくれました。
 縦長の部屋の一番前に先生がいて、30人くらいの生徒たちがみんなすごいテンションで踊っています。 一番後ろについてうろうろするばかりで…
 そうこうするうちに先生が「おまえとおまえとおまえとおまえ、明日1時間早くこい!」私を含めた四人の新人に声をかけてくれて やっとゆっくり教えてくれるのかな〜と
 次の日集まったのは、ドイツ人とフランス人とアルゼンチン人と私 日本人
 教えてくれるステップはとても難しくて そのうち「いつになったら覚えるんだー?!」と ガーンと壁を蹴って先生は飛び出してしまいました。
 あとに残った私たちはドイツ語 フランス語 スペイン語 日本語で まだ共通の言葉がなく ただただ悲しくしょんぼり…
 そこへ どこかでいっぱい引っかけてきた先生が戻ってきました。
 こんなはじまりのスペイン留学 お話しを交えながら進めていこうと思います。
 どうぞよろしくお願いいたします。

2016年3月23日(水)
「おさらい会のご報告」

 3月のおさらい会は英夫さんと、英夫さんを尊敬する鈴木敦弘さんや 唄の大類愛子さんもいらしてくださり、にぎやかで熱いお稽古になりました。
 いつもの曲をおさらいするだけでなく、唄の呼び方 例えばタンゴの唄を呼び 踊ったあと、しめてハケ唄をもらう。また イスにすわるタイミングなどをギタリストや唄い手の方々と生でやりとりしながら学んでいきました。
 
 唄 ギター 踊り三位一体のフラメンコは本当に難しいと思いますが、生のやりとりがあるからこその楽しさ、面白みを皆さんにもっと知っていただきたいと思います。
 4/24(日)12〜3時のおさらい会は、英夫さんのかわりに敦弘さんがいらしてくださることになりました。
 
 どうぞご参加ください。

2016年3月15日(火)
「3.12 仙台」

 震災のあった年に一緒に石巻にうかがってから仙台の方々とのご縁ができました。
 毎年仙台ライブは有料で開催し、その収益をもとに3.11被害の大きかったところや、ゆかりの土地にて入場無料ライブをやらせていただいています。
 それが今年は前日の多賀城でした。
 仙台は、今回はスターダストというライブハウスにて開催しました。
 四人の地元の踊り手の方々に1曲づつ、最後に私がグアヒラ、ソレア、アレグリアスを続けて踊りました。
 皆さんの踊りはそれぞれ個性的ですばらしく 一年に一度しか会わなくても
後ろでパルマをしているとフラメンコでつながっている幸せを感じます。
 郡山や福島の生徒さんもいらしてくださり、皆さん喜んでくださいました。
 ライブあとにお食事をしていただく設定でしたので お客様とのお話しやご感想を聞くことができてとてもよかったです。
 
 あらためて
 震災から5年。
 いつもこれでよいのか?
 皆さんどう思っているのか?
 もっと他にできることがあったのでは?
 などと悩みは尽きなくて 落ち込んだり自分に腹が立ったりするのですが、単純に「これだけのことをして これだけのことをしていただく…」そんなことでなく、自分自身も痛みを感じたり悩み落ち込むことも含めた活動でなくてはいけないのかもしれない。
 だんだんにそう思えてきました。
 これが正解かどうかは別として 何の問題もなくやっていくべきことではないな…というところに
今の私は、います。
 正解は永遠に見つからないかもしれないけれど、やっぱり続けていきたいです。

2016年3月12日(土)
「3.11多賀城」

 仙台駅から車で多賀城に向かいました。
 多賀城でのライブ会場は、いつも私のステージ写真を撮ってくださる大森有起さんの従兄弟さんがやっているライブハウスを無料で貸してくださるとのこと。
 大森さんご自身も仙台に駆けつけてくださり、車でお付き合いくださいました。
 まずは地元にごあいさつのため塩竃神社へ。
 境内のお茶屋さんも大森さんのご親戚だそうで 優しいおばさま方が美味しい三色だんごとみそおでんであたたかくもてなしてくれました。
 梅の香のただよう日本庭園を見ながらいただくおだんごとおでんの美味しかったこと!
 次に津波の被害のあった松島です。
 松島を望む瑞巌寺は、素晴らしい杉並木があったそうですが海水をかぶりたくさんの杉の木が腐ってしまって切り倒されていました。震災から5年経てば人々の生活はほとんど元に戻りますが失われたものは帰らないことをあらためて強く感じました。
 その失われた一番大きなものはやはり家族や友達です。多賀城で亡くなられた188名の方々の慰霊の意味を込め、188個の灯明皿に火をともす「万灯会
まんどうえ」が駅前で行われていました。
 その頃には雪がちらちらと舞い降りてきました。

 さて、多賀城ライブ本番です。
 入場無料のためどのくらいのお客様がいらっしゃるか見当がつかず、いつも不安になるこのライブですが、大森さんのお声かけで フラメンコ関係の方々も多く会場はほぼ満席の状態でした。
 お話しを交えながら4曲踊って約1時間 手拍子やかけ声などもかかって盛り上がりました。
 震災後 何が大切かを考え、生き方が変わった人たちも多いと思います。フラメンコがきびしい状況において力強く生きるために生まれたものならば やはり紛れもない真実の在り方、人生の生き方などをしっかり考えていきながら取り組まなくてはいけないと思うのです。
 多賀城ライブにいらした地元のフラメンコの方々の様子を見て そんなことを感じました。

2016年3月11日(金)
「東北」

 震災から5年経った東北に来ています。
 震災後「先生がいなくなっちゃたんです。来てくれませんか?」といきなりお電話があって それからのご縁が続いている郡山と、震災前からのお付き合いですが、進化し続いている福島の愛好会パシオン。
 3/10にこの2つのレッスンを皮切りに
3/11 多賀城、3/12 仙台にて
「フラメンコで贈る東北へのメッセージ」としてライブをします。
 おかげさまで仙台ライブは完売。
 本来の目的の多賀城ははじめての土地であり、入場無料ですので 当日直接会場においでくださいませ。
Hari-sun cafe
多賀城市下馬5-3-2 TEL022-367-0516
omori_bisounds1108@yahoo.co.jp

2016年3月1日(火)
「アニフェリア」

 フラメンコ協会のイベント、「アニフェリア」が
無事幕をおろしました。
 マジョールはオープニングのカスタネット付きセビジャーナスに続けて アンティグアスのセビジャーナスを16人で。
 華やかな衣装にレースのスカーフとエプロン 小さな扇をパタパタとしたり、止まりごとに違うポーズにしたり、輪になったり
とても楽しい演目になりました。
 
 すべての垣根を取り払って フラメンコ大好きな人たちが集まる、これがこの舞台のコンセプトです。

 そして、最後の演目が終わると中幕が閉まり、上下から16人の理事が登場して舞台ごあいさつ。
 この場で発表されたのは2020年のオリンピックにちなみ、全国規模のセビジャーナスを展開するという目標です。
 そのフィナーレは、例えばオリンピックの聖火の最初の灯びのように、新しい夢に向かうスタートとして 理事と出演者有志による大セビジャーナスでした。

 これから だんだんに広まり、2020年何月何日何時何分を合図に全国で同時にセビジャーナスを歌い奏で踊る。
 
 今からワクワクしてしまう第1歩でした。

2016年2月10日(水)
「マジョール新年会 エルフラメンコにて」

お客様は呼ばず みんなお稽古着で客席でまず飲んで食べて。
落ち着いたところで出し物の順番を決めるくじ引き!
クラス別の曲、希望曲で集まったミックスクラス、ショッカーのマスクをかぶっ
た黒い上下の軍団はキレのよいソレアポルブレリアを。(確か男性が一人いたは
ずなのにみんなスカート!?)。男組は演出された芝居調ファルーカ(大爆笑)。
ミックスのティエント、ガロティン、アレグリアス、ソレアは熊本 郡山 鎌ヶ谷 
スタジオ 船橋 さいたまスーパーアリーナ さまざまなクラスが混ざって踊った
ことがもう最高でした。カスタネット付きセビジャーナスは客席でみんなも叩き
ました。
大トリは町田土クラスの黒い唇、サングラス、革ジャンのヘビメタ・セビジャー
ナス。くじ引きだったのに大当たりの締めくくりでした。

み〜んな楽しかった!
と言ってくださり、初めての試みは大成功!
早速、来年も企画します。
2017年1月9日(月祝)
新宿エル・フラメンコ
ギター 英夫さん
唄 ミッキーさん

決定です!

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

(まだ2月なのに…)

2016年1月20日(水)
「熊本マジョール一周年」

 昨年1月にオープンしてはや一年。
 一周年を記念して、一年の成果を発表するミニライブを催しました。
 スタジオ半分を舞台に、半分を客席にしていい感じのライブ会場になりました。
 一年弱 と言っても私がレッスンにうかがうのが月一回 8月は夏休み 9月は毎年恒例の阿蘇 小国のセミナーですから、少ない期間での皆さんのがんばりがわかります。
 始めて半年の方のセビジャーナスもとても立派でした。
 中級クラスで取り組んでいたガロティンは皆さん粋に、ティエントはしっとりと それぞれの曲想をちゃんと表現してくれて とても嬉しかったんです。
 私もソレアとアレグリアスを踊らせていただいたのですが、お客様も楽しんでくださり、最後のセビジャーナスは皆さん手拍子もして盛り上げてくださいました。
 いろんな巡り合わせで繋がる人たち お稽古する人も お仲間として 協力してくださる方々も フラメンコを通じて広がる輪は本当に暖かく笑顔がいっぱいで幸せなひとときでした。

2016年1月3日(日)
「新年のごあいさつ」

 皆さん あけましておめでとうございます。
 年末年始はいかがお過ごしでしたか?
 大変だった順に考えてみます。
・けがや病気になってしまった。
・家族がけがや病気になってしまった。
・お休みがまったくなかった。
・少ししかなかった。
・やるべきこと
(嫁、娘婿、父母、子供、祖父母、叔父叔母として等々)がたくさんあった。
・やることがなくて退屈だった。
 もっと大変だった方はぜひお知らせください!
 
 私の今年の目標は
「出来るだけすぐやる!」としようと思います。
 今年からいただいた水曜夜と木曜朝のお休みをどのように使うか?
「休みだってば〜」という声が聞こえてきそうですが、身体は休めても頭と心の休みは必要ないみたいです。それよりも発想転換や
心の洗濯に使います。 
 生徒の皆さんがより楽しく、より興味深いお稽古ができるよう一層努力します。  
 今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 ますみ


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